クーバ島東部のグアンタナモ米海軍基地に収容されていたアラブ人6人が12月7日、モンテビデオに到着した。6人は直ちに病院で健康診断を受けた。
6人は、シリア人4人、チュニジア人とパレスティーナ人各一人。
ウルグアイのホセ・ムヒーカ大統領は、「6人は政治亡命者として迎え入れた。国内を自由に移動できる。ウルグアイ定住を強制しない」と語っている。
グアンタナモ基地は、米国が1898年以後、事実上の占領地として使用してきた。クーバは返還を要求している。この基地の問題の本質は、収容所閉鎖の是非ではなく、クーバへの返還が成るか否かだ。