ベネスエラのニコラース・マドゥーロ大統領は2月11日、来訪したロシアのセルゲイ・ショイグ国防相と会談した。これに先立ち同国防相は、ベネズエラのブラディーミル・パドゥリーノ国防相とチャベス廟で会談した。
ベネスエラは米国の兵器禁輸に遭った2001年から13年までに、ロシア製兵器110億ドルを輸入している。
今回のショイグ来訪は、米政府による政治的、外交的圧力に晒されているベネスエラと連帯するロシアの姿勢の表れでもある。マドゥーロは1月半ばモスクワで、プーチン大統領と会談している。
ショイグはこの後、ニカラグアとクーバを訪問する。ベネスエラを含むこのカリブ3国は、ロシア海軍艦船入港と空軍機着陸の重要拠点となっている。