ローマ法王フランシスコは7月28日、リオデジャネイロで開かれたラ米司教会議
(CELAM=セラム)で講演し、「私を含めラ米の司教は21世紀の現代より少し遅れている」とし、「王子の心理を持つのではなく、謙虚であれ」と訴えた。
さらに、「教会の社会教義を指針にせよ」、「教会の内部改革と、現代世界との対話が必要」などと呼び掛けた。
次いで、「ラ米教会は、信者減少を食い止めることなど明確な目標を持たずに発展しようと考えてきた」と、努力不足を指摘した。
法王はこの日、22日からのブラジルでの全日程を終え、ローマへの帰途に就いた。