ベネズエラのニコラース・マドゥーロ大統領は独立記念日の7月5日、エドゥワード・スノーデン氏に人道的亡命を許可する、と発表した。
大統領は、「独立国であることを感じられるようにならねばならない」と述べ、決定が主権行為であることを強調した。
大統領はまた、昨4日ボリビアのコチャバンバで開かれた南米有志国首脳会議で、出席した6カ国大統領同士で、スノーデン問題でラ米として何らかの責任を果たすべきだと話し合ったことを明らかにした。
スノーデンの身柄はモスクワにあるが、ベネズエラに到着すれば、べネズエラと米国の関係が一挙に先鋭化することは避けられない。
両国は、大使級外交関係復活を目指し、最近対話を開始したばかりだった。