2013年7月1日月曜日

チリ予備選挙で主要2勢力の大統領候補決まる


 チリで6月30日、次期大統領選挙(11月17日)の候補者を指名する予備選挙が実施された。政権奪回を狙う野党連合「新多数派協定」(PNM)は、社会党のミチェル・バチェレー前大統領が73%を上回る得票で、他の3人に圧勝した。

 ピニェーラ現政権の与党連合「同盟(アリアンサ)」は、極右政党「独立民主連合」(UDI)のパブロ・ロンゲイラ元経済相と、右翼「国民改進党」(RN)の元国防相アンデレス・アジャマンの争いで、ロンゲイラが51・3%を得て、僅差で勝利した。

 当選が有力視されているバチェレー候補は、改革遂行のため政権だけでなく国会も制しようと自陣に訴えた。