2014年8月16日土曜日

ハバナでのコロンビア和平交渉に内戦犠牲者が参加

 コロンビア内戦の犠牲者代表60人の第1陣12人が8月15日、ハバナに到着した。政府とコロンビア革命軍(FARC)による和平交渉は12日、第4議題の「内戦犠牲者への賠償」に入った。到着した12人は交渉の場で16日証言し、17日帰国する。

 12人は、政府軍による犠牲者4、同準軍部隊AUC2、同FARC5、その他1。残る48人も12人ずつ4回に分けて交渉に参加する。

 一昨年11月に始まった和平交渉は、農地改革、ゲリラ復員、麻薬の3議題が部分的合意を得ている。犠牲者への賠償の次には、最終議題の「和平達成」が来る。