コロンビア革命軍(FARC)の最高指導者ロドリーゴ・ロンドーニョ(ティモチェンコ)は8月11日、地下声明を発表し、コロンビア政府との和平合意調印は年内は困難、との見通しを示した。双方はハバナで和平交渉を続けている。
ロンドーニョは、交渉の枠内で8月21日「歴史委員会」が設置され、4か月かけて内戦過程を再現し、犠牲者について討議すると明らかにした。これが年末までかかり、さらに他の重要議題も残されていることから、年内の調印は難しいと表明した。
停戦については、FARCと政府軍が同時に停戦するなら応じる、と述べた。政府は、同時停戦を拒否してきた。