エスパーニャ紙エル・ムンドが1月5日報じた王室に関する世論調査結果は、回答者の62%がフアン=カルロス・デ・ボルボン国王(76)の退位を求めている。
退位を求めた回答者は、フェリーペ皇太子が即位すべきだ、と考えている。
現国王は2012年にアフリカで象を狩り、轟々たる非難を浴びた。また娘婿の腐敗が明らかになり、王室の威信はぐらついた。
回答者は、皇太子ならば、王室の威信回復を果たすことができると見ている。
しかし国王制度そのものに対する支持は49・9%で、50%を割った。