2014年1月28日火曜日

玖伯首脳がキューバのマリエル開発特区コンテナ埠頭開場式を挙行


 クーバのラウール・カストロ国家評議会議長は1月27日、ブラジルのヂウマ・ルセフ大統領とともに、ハバナ西方45kmのマリエル開発特区(ZEDM)に一部完成したコンテナ埠頭の開場式を挙行した。CELAC首脳会議出席のためハバナに到着していた首脳陣も出席した。

 この特区はブラジルの資金援助により同国大手建設会社が工事を担当している。埠頭は、パナマ運河拡張に備え、大型船舶が繋留できるようになっている。特区は、市場原理を導入したクーバ経済の牽引力になる、と期待されている。

 ルセフ大統領はその後ハバナで、フィデル・カストロ前議長と会談した。フィデルは、ジャマイカのポーシア・シンプソンミラー首相とも会談した。

 27日にはハバナでCELAC外相会議が開かれ、首脳会議最終宣言の草案を策定した。バン・キムン国連事務総長も同日到着し、ラウールの出迎えを受けた。