ニカラグア大運河庁（ＡＧＣ）のマヌエル・コロネル=カウツ長官（副外相）は１月６日、運河建設工事開始は遅くとも年末か来年初めになる、と述べた。当初、早ければ今年半ばに開始すると発表していた。
同国を横断する全長約２８０ｋｍの両洋運河の建設は、昨年６月決定した。実現可能性調査が、環境への影響、建設資金および経済効果、建設技術の３面から進められている。
長官は、建設水路選定が遅れ、実現可能性調査に時間がかかることを、工事開始が遅れている理由としている。水路候補は４種類あり、まだ絞られていない。
