2015年1月17日土曜日

コレア・エクアドール大統領が施政9年目に入る

 「市民革命」を掲げるエクアドールのラファエル・コレア大統領(51)は1月15日、施政満8年を経た。2007年のこの日、第1期政権が発足したが、新憲法を制定し、任期途中の09年の選挙で当選、2期目に入った。

 13年、通算3期目、新憲法下で2期目に入った。新憲法は連続2期まで認めている。

 大統領は、その2期目が終わったら引退すると表明していた。だが気が変わり、昨年、国会に大統領無制限再選を可能にする改憲法案を提出した。政権党が圧倒的多数派であるため、年内に成立し、コレアは17年の次期選挙に出馬することが可能になる。

 大統領は15日演説し、「国の目標は無限だ」と述べた。メディアは、「無限」の言葉と「無制限再選」を絡めて伝えている。