アルヘンティーナのクリスティーナ・フェルナデス=デ・キルチネル(CFK)大統領は1月27日、新しい諜報機関「連邦情報局」(AFI)を創設する法案を州内に国会に提出する、と明らかにした。
大統領はまた、「対イラン合意」をめぐって政府内部を含め私に攻撃が加えられたが、それは検事、判事、匿名の告発者、誇大報道するジャーナリストらから成る集団だ、と非難した。
そのため昨年末に、従来の情報庁(SI)を改革する方針を打ち出した、と説明した。検事が18日殺害された事件は旧情報機関の防諜幹部の教唆による、と政府は見ている。
大統領はさらに、私は国家テロと国際テロの犯罪者の無処罰は許さないと強調し、ブエノスアイレスのイスラエル大使館が爆破され29人が死亡した事件と、同市内の亜国イスラエル相互協会(AMIA)が94年に爆破され85人が死亡した事件を国際テロの代表的な例として挙げた。
軍政時代の国家テロについては、1000人を超える容疑者を逮捕、うち900人以上を起訴し、558人を断罪した、と述べた。