2014年9月18日木曜日

コロンビア内戦の今年の戦況を大統領が発表

 コロンビアのフアン・サントス大統領は9月17日、今年1月以来、内戦の戦闘および待ち伏せ攻撃などで政府軍兵士と警官が計177人死亡し、533人が負傷した、と発表した。

 その間、ゲリラは210人が死亡、2010人が逮捕され、903人が組織を離れた。

 本来ならば国防相や内相が発表すべき統計を大統領がわざわざ発表したのは、ハバナで継続中の政府とコロンビア革命軍(FARC)の和平交渉を政府が有利に進めていることを印象づけるためだ。