2014年9月8日月曜日

米政府は嫌いな政府を困らせるため禿鷹投資会社を支持

 ウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジ氏は9月7日、亜国紙を通じて、米政府は米ハゲタカ投資会社による対亜国政府訴訟を支持していなかったが、態度を変え、今や支持している、と指摘した。

 その理由として、米企業が他国の債券政策に待ったをかけるのを許すことによって、米企業が他国政府と交渉する際、有利になるよう計算しているからだ、と述べた。

 また、米政府の政策に合わない外交をした他国政府に嫌がらせをする意味も含まれている、と語った。

 これは、1994年ブエノスアイレスの亜国イスラエル相互協会(AMIA)が爆破され85人が死亡した事件の明確化について、アルヘンティーナ政府が、事件に関与したとされるイラン政府と覚書に調印した事実を示唆している。

 アサンジは、ロンドンのエクアドール大使館に亡命者として2年余り滞在している。