2014年9月18日木曜日

ハイチ沖の難破船はコロンブスの船か?期待膨らむ

 今年5月ハイチ近海で発見された難破船の残骸がクリストーバル・コロン(コロンブス)の旗艦サンタマリーア号のものである可能性が膨らんでいる。

 サンタマリーア号は1492年12月、ハイチ北岸沖の水深3~4・5mの浅海で座礁した。コロンブスはハイチ北岸に砦を建設したが、難破船の板や柱などを砦建設に用いた、とされる。

 発見された遺物には15世紀製の大砲があり、これが有力な手がかりになるという。他の遺物を含め鑑定が進められている。

 発見者の米国人バリー・クリフォード(68)は、サンタマリーア号と判明すれば世紀の大発見となる、と期待している。