クーバのラウール・カストロ国家評議会議長は9月18日、ハバナでパナマ副大統領兼外相イサベル・デサンマロと会談した。その際、来年4月パナマで開かれる第7回米州首脳会議への招待を受けた。
パナマ外相は、これに先立ち、クーバのブルーノ・ロドリゲス外相と会談した。外相会談の共同声明には、クーバは同招待を建設的に受け止めた、と記された。パナマは11月、クーバに正式の招待状を送ることになる。
デサンマロは記者団から、クーバ招待は対米関係に問題を生じさせるのではないか、と問われ、「そうなる理由が見当たらない」と否定した。
共同声明には、クーバ側の意向で、CELAC、イベロアメリカ首脳会議、ラ米統合機構(ALADI)などがLAC(ラ米・カリブ)統合を話し合い推進する場として重要、との文言が盛り込まれた。