2014年9月26日金曜日

マリオ・バルガス=ジョサが、場合によってはマドゥーロ大統領暗殺は正当化されると発言

 ペルー人ノーベル文学賞作家マリオ・バルガス=ジョサ(78)はこのほど、居住地のマドリ-で、「ベネスエラ大統領ニコラース・マドゥーロは独裁者だが、まだ野党にとって合法的に対応する余地がある。それが失われたら、天誅を下すことは完全に正当化される」と述べた。

 メキシコ人右翼ジャーナリスト、ホルヘ・ラモスの質問に答えて語った。ラ米には、作家が暗殺を教唆したと受け取る向きもあって、発言は物議を醸している。

 一方、マドゥーロ大統領は25日、1989年2月のカラカス騒乱事件(カラカソ)の死者は3500人と述べた。

 また、プエルト・リコ独立派指導者で、米国の刑務所に長らく収監されているオスカル・ロペスについて、「ラ米のマンデーラ」だと指摘した。