ベネズエラ国家選挙理事会(CNE)のティビサイ・ルセーナ議長は6月11日記者会見し、大統領選挙の開票結果の確認作業は8日ほぼ100%済み、有権者の意思に忠実な結果(現大統領ニコラース・マドゥーロ当選)が出た、と強調した。
僅差で敗れた前野党候補エンリケ・カプリレス(ミランダ州知事)は、「選挙民を愚弄するもの」と、確認結果を認めず、非難した。
これに対しルセーナは、カプリレスの申請に基づき、1500万人による電子投票と投票確認用紙を照合する検証作業をしたのに、それを認めないとはどういうことか、と批判した。
カプリレスは、頼みの米政府が5日、ケリー国務長官とハウアVEN外相の関係改善会談実施を通じてマドゥーロVEN政権を事実上承認したことで、打撃を受けた。