野球大国キューバの「カリブシリーズ」復帰が6月11日決まった。カリブ海沿岸のキューバ、ドミニカ共和国(RD)、ベネズエラ、メキシコおよび米領プエルト・リコが1949年、各国リーグ優勝チームによるカリブ選手権大会として結成したが、キューバは革命後の60年、シリーズに参加したのち脱退した。
69年に再開されたが、米国と厳しく対峙していたキューバは復帰しなかった。キューバは49~60年に7回優勝しており、その不在はシリーズの意味を半減させていた。
キューバは来年2月1~7日、ベネズエラのマルガリータ島で開かれるシリーズに54年ぶりに出場する。
カリブ沿岸ではニカラグア、パナマ、コロンビアでも野球が行われている。次にシリーズに参加する可能性があるのは、パナマと見られている。