メヒコ・チアパス州内の拠点に根を張る「サパティスタ民族解放軍」(EZLN)は3月1日、機関誌『レベルディーア・サパティスタ』(サパティスタの反逆=ないし反逆心)の創刊号を刊行した。
モイセス副司令は、署名記事で「メヒコは新自由主義の農園になってしまった。我々は、すべてを商品と見なす富裕な悪人どもや悪しき政府によって、母なる大地ともども破壊される危機に直面している」と指摘し、「だからこそ1994年に蜂起した」と記している。
EZLNは今年元日、蜂起20周年を迎えた。これを機に機関誌を発刊した。
【EZLN蜂起20周年については、月刊誌LATINA2014年2月号(1月20日刊行)の「ラ米乱反射」参照】