バラク・オバーマ米大統領は3月23日に予想されるコロンビア和平協定調印式典出席を兼ねて、コロンビアを訪問する見込みだ。1月2日、米外交筋が明らかにした。
これに先立ちオバーマは2月4日ワシントンで、「コロンビア計画」実施15周年記念式典を催すが、これにコロンビアのJMサントス大統領を招待している。同計画により米国は、内戦を戦うコロンビア政府軍に本格的肩入れを開始した。
オバーマはまた、コロンビア訪問と前後してクーバ、亜国を訪問、ブラジルを訪れる可能性もあるとされる。クーバとは昨年7月、54年半ぶりに国交を再開した。またコロンビア内戦終結交渉はハバナで行われてきた。
亜国では12月、保守・右翼のMマクリ大統領が就任、米亜関係は一気に好転した。ブラジルのヂウマ・ルセフ大統領は訪米しており、オバーマは答礼訪問する立場にある。
オバーマは5月G7首脳会議で日本を、7月NATO首脳会議でポーランドを、9月G20首脳会議で中国を、11月APEC首脳会議でペルーを、それぞれ訪問する予定。