2015年2月19日木曜日

チリ海軍スパイだったペルー海軍下士官2人起訴さる

 ペルー海軍下士官2人が軍事的競争相手国チレの海軍のスパイとして反逆罪で起訴された。2月18日、明らかになった。2人は去年10月に逮捕され、取り調べを受けていた。

 一人は電信官で、2006年からスパイ活動をしていた。ボリビア、ブラジル、アルヘンティーナ、チレにしばしば旅行するのを怪しまれ、逮捕された。もう一人は諜報情報分析官で、2011年にスペイになり、主にブラジルで情報を渡していた。

 「イタリア人実業家」を名乗る男たちから接近されスパイになったのだが、その「実業家」らはチレ諜報機関の士官だった。

 2人は金欲しさからスパイになったと言っている。また、海軍内にまだスパイがいると示唆している。死刑がないため、反逆罪の最高刑は懲役25年。